据え置きの真空管アンプは多いが、ポータブル環境になると数は少ない。
先日発売された「aune audio FLAMINGO」はその解決策となるかもしれない。
据え置きタイプで電源は必要だが、コンパクトで接続方法が便利なのだ。
入力はUSB-TypeBとCOAX IN。私が所有しているCayin N3ProではUSBを介してデジタル出力が可能とあり、変換ケーブルを用いれば接続できると踏んだのだが、誤りであった。
そこでUSB接続を行うこととした。
図1 前・後パネルと付属品
目次
1.USB入力による接続
さて、パソコンから繋ぐのであれば、付属品でUSB-TypeA→TypeBケーブルが付くので直差しができる。
今回はDAPから繋ぐため、USB-TypeC→TypeBへの変換が必要である。こちらも付属品でTypeC→TypeB変換コネクタが付いているので対応可能である。
だが、抜けるほどではないが少しぐらつきがあり不安定だ。そこでTypeC→TypeBケーブルを別途購入し、直差しを試みた。
図2 USB TypeC→TypeB(TypeC変換)での接続例
調べると、FiiOより発売しているケーブルがあったので追加購入する。
これで接続できるはずだ。
※図2と図3でDAPが変わっているが、編集の都合なのでご容赦いただきたい
図3 別途購入したFiiO LD-TC1(TypeC→TypeB)
問題なく音が出ることを確認。これで真空管ライフが満喫できそうだ。
2.真空管について
FRAMINGOの真空管はPSVANEというメーカーの ECC82が使われていた。
調べると定評のあるメーカーらしく、品質の高さが伺える。
真空管の交換も可能らしいが代理店が公開しているマニュアルを見るとコツが要りそうだ。
https://mimisola.com/product/aune-audio-t1c-flamingo/(ページ下部のリンク参照)
なお当然だが結構発熱するので、やけどや火災には注意されたい。
2022.11.01 冷え込んできた秋の夜に