JLAB「EPIC LAB EDITION ANC TRUE WIRELESS EARBUDS」
購入しやすい価格帯が多いJLAB製品だが、フラッグシップとして発表されれば注目している側として放っておけない。
先日発売したゲーミングヘッドセットに続いての新製品となるのが、この「EPIC LAB EDITION ANC TRUE WIRELESS EARBUDS」である。
ドライバ構成は10mmダイナミックとknowles製BAのハイブリッド。しかも直列配置である。
他社製品で直列配置を体感したことがあるが、音が気に入っていたので期待値は高い。
Bluetooth5.3で対応コーデックはSBC/AAC/LDAC/LC3。
筆者の環境上、Bluetooth接続の音楽再生しか試せていないのでご了承ください。
※本記事は製品の付属品等も紹介します。
開封時の楽しみを損なう恐れがあるので、ご了承の上閲覧ください。
使用DAP:iBasso Audio DX320EX
パッケージ
JLAB伝統の、環境に配慮したパッケージ。価格を考えるとちょっと寂しく感じてしまうが。シンプルかつスマートに付属品が収められている。
【主な付属品】
・シリコンイヤーピース
・フォームイヤーピース
・USB-TypeC to Cケーブル(充電用)
充電ケース及び本体
【ケース外観】
メタリックな外観が高級感を醸し出している。底面はラバーマットのような感じで、滑り止めと傷防止対策が図られている(ほこりが付きやすいが…)。
【ケース内部】
充電ケース内にはイヤホンとUSBドングルが収められている。低遅延を有効に活用するには、ドングルの使用が必須*1になる。
ケースへの固定はマグネット式のため、やや取り出しずらかった。USBドングルは差してあるだけなので注意。
【本体】
ノズル側が半透明で、非常に映える。個人的にお気に入りのポイントだ。
音の傾向
ブランドが謳っている通り、低域はズンズンするように力強く響く。中高域もきれいに聴こえるのだが、声がかすれて聴こえる感じ(いわゆる「シャリつく」)があり、少々気になる。どちらかというと女性ボーカルでよく感じやすい。
エージングで良くなるか試しているところだ。
筆者が良く聴くジャズ系では気にならないので、インスト系に特化しているのかもしれない。
総括
すべての機能が試せていないので、正直価格分の性能を発揮できていない状態の使用である。
筐体が大きい分、イヤーフィンが無く屋外の使用に不安があるが従来のAIRシリーズよりは装着感が良いと感じている。
なお執筆時点ではアプリが日本語に対応していないようなので、今後の対応が待たれる。
※操作マニュアルは日本語対応済み。パッケージにリンク記載。
2024.02.05 編集
*1:アプリ上で音楽と映像モードの切り替えは可能