Tipsy & EPZ「STAR & ONE 星效一号」
デザインがおしゃれなイヤホンは高い。この法則を覆す、お手軽なイヤホンを発見したので紹介したいと思う。
筆者はまずデザインに惹かれたわけだが、音の傾向を表す周波数応答曲線をみると好みのドンシャリサウンドに近いチューニングであった。それでお値段も手ごろとあれば、試してみないわけにはいかない。
すぐポチりたいところであったが、日頃の浪費がかさんでいたため、クレジットカードの締め日を調整して待望の購入。
【注目点】
・フェイスプレートのデザインがgood!
・モニターよりのチューニング
・ケーブルが長いモデル(2.0m)も有り
※本記事は製品の付属品等も紹介します。
開封時の楽しみを損なう恐れがあるので、ご了承の上閲覧ください。
使用DAP:iBasso Audio DX320EX
パッケージ
パッケージを見回すと、あやしい日本誤訳がちらほら。まあ筆者の大好物なのだが…。
『ほろよい』とは音に酔いしれるニュアンスだろうか?
箱を開けると、メッセージカードが添えられている。ケーブルはあらかじめ装着されており、イヤーピースのみ装着すればすぐに使用できる。
本体
筐体を拡大してみてみよう。左右に開発ブランドのロゴがあるが、目立つものではない。純正ケーブルもシンプルなシルバーカラーなので、すっきりしたデザインである。
なお、紹介しているブラックのほか、ホワイトカラーもある。
付属品
イヤホン保管用のポーチと、3種類のイヤーピースが付属している。
ポーチはケーブルを束ねてもちゃんと入る大きさはある。
イヤーピースは3サイズで、ノズル形状が長めの分大きいと感じる方がいるかもしれない。
筆者総括
単にドンシャリなサウンドと思いきや、聴いているうちにボーカルが近く非常に鮮明であることが分かってきた。心なしか、歌詞の一言一言が聞き取りやすいように感じる。
全体的に音がすっきりしているので、分類するならばモニター向けなのだろう。
標準の1.2mとプロ向けの2.0mでケーブル長さが分けられていることからもわかる。
だがリスニング向けとしても十分通用する良さを持ったイヤホンでもある。
ぜひいろいろな方に試していただきたい。
2024.03.28 編集