サウンドまんぼう。

ポータブルオーディオのこととか。あと自論。

TinHiFi 「TinBuds 3」を試す。

発売当初から気になっており、最近Amazonで値引き+割引クーポンでお買い得だったため購入。

カラーは2種類あり、迷った末ケースのカラーが気に入ったblueにした。

調べてみると、「音はいいがケースが使いにくい」との声が多かった。
大したことはないと高を括っていたのだが、後にその理由を理解することになる。

1.パッケージ及び内装

それでは外観から紹介していこう。
ポップな書体のケースだ。

カバーを外すと、布地を張り合わせた上品な感じの装丁になっている。

2.充電ケース及び本体

いよいよ本体とご対面。

アルミ製で円柱形のおしゃれな充電ケースだ。
イヤホンはあらかじめケース内に収められている。マグネット式なのでケースにしっかり嵌る充電接点にフィルムが張り付けられているので、充電の時は注意されたし。

さてこのケース、上記画像のように「蓋は回して開ける」閉まっているときはマグネットできっちり止まるのだが、開いているときはフリーになる。180度反対まで回してイヤホンを外そうとすると、蓋がプラプラ遊んでしまう。イヤホンも取りにくく、これがケース不評の要因のようだ。

3.付属品

付属品は3サイズのイヤーピースに、充電ケーブルとマニュアルだ。
日本語記述もあるので、慣れていない方にもわかりやすいだろう。
翻訳ミスで中国語と混ざっているのが面白い。

4.使用感

筆者としてこのイヤホンの魅力は、有線イヤホンのIEM形状のままTWSした点にあると思っている。
円形・楕円形のTWSが主流だが、メーカーの努力があっても安定感が違う。
実際耳に装着してみても、筐体の軽さもあって着け心地は安定している。寝ながら聴いても問題ない。

肝心ののほうだが、非常に躍動感あるチューニングに感じている。全帯域ブーストされているような、迫力ある音が楽しめる。ボーカルは近く、演奏も強調されて聴こえる。しっとりと聴きたいときには不向きだが。

残念なのは常時ホワイトノイズが入り、無音時に気になる状態であることだ。また接続時のナビゲーションボイス音量が高く、驚くことが多々あった。

5.まとめ

ケースが独特で持ち運びには向いていないかもしれないが、音楽を楽しむTWSとしては非常にバランスがいいのではないだろうか。気分を上げていきたいときには最適と思えるイヤホンだ。

 

おまけ
充電インジケータが結構光る。

2023.03.20 公開