最近ポータブルーオーディオ界隈で注目を集めている、本イヤホン。
筆者も当初購入予定は無かった。発売前に専門店スタッフさんが高評価をしており、イベントの試聴会で聴いてみた。だが不足を感じる部分があり、見送っていたのだ。
ところが発売後、音の良さ、価格などから大ヒット。全体的に高評価でエージングにより音が改善されるとの情報もあった。
不満に感じていた部分がエージングで変わるかもしれない。これは面白そうだと、流行に弱い私は在庫希少の一言で購入を決意した。
パッケージ～本体外観
シンプルな四角い箱に収まっている。
イヤホンケースはケーブルを束ねても収納できる余裕のある作り。
紹介しているカラーはPiano Black。フェイスプレートはグレーっぽいので、真っ黒を求める方は注意されたい。
同梱物は2種類のイヤーピース、上記写真に写っているクリーニングツールとケーブルタイ(出荷時装着済み)。
純正4.4mmバランスケーブル(別売り)
参考までに掲載。ケーブル被覆やプラグの仕様は3.5mmと同じようだ。
(編集上、ケーブルタイを外しています)
音の傾向
使用DAP：iBasso Audio DX320EX(AMP11 MK2s)
低域の迫力があり、ロックやバンド楽曲をノリよく楽しめる。ボーカルも埋もれないため、周りの評価に納得する出来栄えだった。
純正の4.4mmバランスを試すと、低域の表現はそのままにボーカルがより近くなり、臨場感が増した。曲を余すことなく感じられる印象だ。
以前試聴時に気になっていたのが高音の抜けた感じの音。改めて聞くと違和感なく、イヤーピースが合っていなかったようだ。エージングの効果が試せず、少し残念だが。
総括
最近高額なモデルが出たばかりもあり、この値段でいい音を楽しめるのはユーザーとしてうれしい限り。
たまには流行に乗ってみるのもいいものである。
2023.08.06 編集
