1.前書き
2022年4月10日
ヨドバシカメラ新宿西口本店で行われた、NUARLの試聴会参加レポートです。
新型コロナウイルスの影響でメーカーイベントが自粛されている中、久しぶりのイベントということで参加してきました。
その目的は試聴ではなく、メーカーの方にお会いしたかったから。
以前e☆イヤホンでNUARL製品の試聴会が開催されたとき、営業の方にお世話になっていました。その方が店頭に来られるというので、すぐ参加を決めた次第です。
なお、写真の撮り忘れにより文章がメインですので悪しからず。
2.実機試聴
新宿駅から出口がわからず、ヨドバシ店内で迷いながらもなんとか到着。
会場がわからず、店員さんに聞いてみたらなんとその方が営業の人!
数年ぶりで一度しかお会いしていないので、覚えてるわけないか。
でもイケメンだったのは変わらずでした(筆者の感想です)。
Twitterで参加する旨はお伝えしていましたが、話の切り出し方が分からず。まずは実機を試聴することに。
ブースには下記の5種が展示されていました。N6 sportsは所有しているので、残りの機種を聴き比べ。
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N6 mini2SE
デザインとカラーリングがキレイ。価格のわりに機能豊富でコストパフォーマンスが良い。
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N6 Pro2
N6 Proより解像度が上がり、中高音が強化された印象。
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N6 sports
他メーカーのスポーツモデルのように、低音と高音が強調されている(所有機の感想)
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N10 plus
N10 Proより低音が出ていたので、お持ち帰り。
営業の人曰く、『Proよりも実は・・・』のセールストークにやられたか。 -
N10 Pro
全体的に高音質だが、個人的には物足りなかった(フラット?)。予算不足でもある。
3.TWSの構造について
試聴の合間に、営業の人から製品仕様や業界の話題を教わる。
筐体が分解され、基盤が見える状態の製品が用意されていた。ドライバーや配線、アンテナなどが見て取れた。
自分の無知な部分を含め、大変勉強になりました。
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リード線の話
ここで印象的だったのが、『電子部品をつなぐリード線の素材でも音が変化した』と聞いたこと。有線イヤホンでもリケーブルによる音の変化があるのは知っている。聞いただけでは半信半疑だったが、説得力のある説明を受けて納得することができた。
先入観を無くすため、営業チームでブラインドテストを行い多数が音の変化を実感したそうだ。
NUARLでは製品開発において、開発チームだけでなく営業チームも音の確認をしている。お互いフィードバックしながら開発を進めているとのこと。
理詰めで開発されているのだから、高品質のイヤホンができるのは当然だなと感じた。ポタオデ界のポルシェかな。
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HDSS
立体音響の技術でHDSSが用いられているのはご存じの方が多いと思う。私は当初から、HDSSはDACやアンプのように電子回路に音を通すと思っていた。
ここで私の勉強不足が露呈するのだが、実際は「フィルターのモジュールが空間内の音を吸収して立体感を出す」ことのようです。NUARLさんの解説と特許元の動画:https://nuarl.com/hdss/
なんとそのモジュールを頂きました。こんな感じ。
中にスポンジ状のフィルターが入っているらしい。
4.まとめ
ほかにもNUARLドライバーの違いや振動板の素材、Bluetoothチップセットについてお話を頂いた。PCのCPUのようにチップの機能統合が進んでいるらしい。
ただこれ以上は筆者がまとめきれないので、この辺で締めたいと思います。
イヤピやら、ケースやらたくさん貰ってしまいました。
サインを貰う予定でしたがさすがに失礼なのでお名刺を頂戴しました。
あ、N10 Plusはリアルスパチャです(笑)。
営業の人、小一時間ほどお付き合い頂き、ありがとうございました!
最後までお付き合いくださり、ありがとうございます。
NUARL信者で、春のヘッドフォン祭2022 行かれる方、ちょっといいことあるかもよ?