サウンドまんぼう。

ポータブルオーディオのこととか。あと自論。

DX320系 アンプカード交換

AMP14が発売になり、イベント等でも視聴会が行われるなど盛り上がりを見せている。
これを機に、福袋で放置確保していたAMP12、AMP13を試してみたくなった筆者。
今回はAMP13への交換作業の様子をお届けする。

注意
本稿はあくまで作業報告である趣旨ご理解いただければ幸いである。

簡単に説明すると、iBasso Audio DX300/320アンプ部の交換が可能なDAPであり、オプションでアンプカードが用意されている。

概要
・AMP12→クラスAディスクリート回路
・AMP13、14→Nutube真空管回路

作業構成

・DX320  Edition X(DX320と同等品)
・AMP13へ換装

目次

 

手順① ネジの取り外し

アンプ部はDX320/DX320EX(以降 本体)にヘックスローブ型ネジで固定されている。
別売りのアンプカード(以降 カード)には専用ドライバーが付属しているので、これを使用してネジを緩める。

ネジを外した様子。カードに付属しているケースの保護材が作業台に最適だった。

手順② アンプカードの引き抜き

ネジ以外に固定している部品は無いので、そのまま引き抜けば良さそうだ。
両サイドに切り欠きがあるので、てこの原理を応用すれば抜けそうなのだが傷を付けたくない。
交換先のAMP13を見てみると、自作PCでよく見かけるカードスロットタイプの端子なので、少し力を加えれば引き抜けそうだ。


そこで筆者が考えたのが…

4.4mmプラグin!!

3.5mmのほうが中心寄りなので荷重をかけやすいだろうが、耐久性を重視した。
予想通り、ほとんど抵抗なく引き抜くことが出来た。

なお引き抜くときは、本体を立てた状態で行うのを推奨する。
基盤が通る部分が溝になっているため、こすれるのを防止するためだ。

手順③ アンプカード差し込み

いよいよAMP13を差し込む。
取り外しと同様本体を立てカードの向きに注意しながらゆっくり下ろしていく。
軽く抵抗があったのち、均等に押さえつけてはめ込む。

ネジを仮締めし、電源を入れて動作確認。
音楽再生中は本体背面の窓から真空管の光が見える。

動作に問題が無ければ電源を落とし、ネジを本締めする。
DX320Edition Xではカバープレートを交換していないためか、段差が生じてしまった。

参考 AMP13の基盤


標準のAMP11MK2(表)


標準のAMP11MK2(裏)

AMP13(表)

AMP13(裏)

 

以上